腰痛でも色々あり、代表的なもので慢性的な腰痛。
その方によって原因は様々ですが、よくあるケースとして身体の歪みが原因で発症するもので、その影響で大腰筋や腰方形筋のポテンシャルが上がり痛みとして出て来るもの。
また骨盤(腸骨)の歪みや仙腸関節に歪みなどにより腰に不調が出たりします。
これも当院にお越しの方で多い症状のひとつ。朝起きる時が辛い、お尻や大腿部が張って違和感がある、ふくらはぎや張る、足先がしびれるなど。
椎間板ヘルニアとは・・・ 椎間板に負担が掛かり、椎間板内部にある髄核という組織が外に飛び出して神経に当たる状態が椎間板ヘルニアです。腰以外も頸椎などもあります。神経にダメージを受けると腰、臀部、大腿部、下腿部などに痛みやしびれ、力が入りにくなるなどの神経症状を起こします。
特に腰椎のL4(4番目)とL5(5番目)の間の椎間板の髄核が飛び出すケースが多く、整形外科で髄核を取り除く手術を受ける方法もありますが、これも人それぞれですが後遺症でしびれが残る方もおられます。
アプローチとして反射区治療で直接腰椎の反射区を通して、指圧治療が出来るので有効です。重点反射区(症状に応じた反射区)は腰椎・仙骨・大腸・小腸で、指圧した際に痛みが伴いますが、患部が反応している証拠であり、個人差はありますが一定期間治療を続けることで寛解・改善が期待出来ます。
背骨は、椎骨とそれをつなぐ椎間板や黄色靭帯などで構成されており、その内側には脊髄の神経が通る「脊柱管」があります。脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなる病気です。
50歳代から徐々に増え始め、60~70歳代に多くみられます。高齢者の10人に1人は腰部脊柱管狭窄症であり、加齢や仕事による負担、腰の病気などにより、背骨が変形することで脊柱管が狭くなります。そのせいで、中の神経が圧迫されて血流が悪くなり、腰や足の痛み、しびれなどの症状が起こり、短時間の歩行でも臀部や大腿部の張りや痛みを感じたり、圧迫される神経の場所によって、症状の表れ方が異なります。
これは突発的な症状ではありますが、ぎっくり腰は突然なった訳ではなく、身体の歪みや身体の疲労、身体の冷えなどが重なった結果、腰に集中して負荷が掛かりふとした瞬間に痛めるケースが多いです。
ぎっくり腰は捻挫と同じものなので、整体や反射区治療を発症直後に受けても直ぐには良くなりません。先ずは安静にされて、冷やすよりも温湿布などで温めて頂くようにしてください。
腰痛も上にあげたように普通の腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、ぎっくり腰と様々なケースがあります。
足もみ治療では腰椎・仙骨を重点反射区として、特に下半身の血流を促進させるように施術をおこなっていきます。やはり膝同様、腰椎の反射区を指圧した時に圧痛がかなりあるのが特徴ですが特に腰椎ヘルニアでの足もみ治療はかなり有効で、過去に何人も腰痛の方を治した実績があり、治療期間は個人差はありますが一定間隔で治療を続けることで寛解・改善が期待出来ます。
整体治療の場合もその方その方により施術ポイントが異なります。
基本は骨盤調整を行い、仙腸関節・腸腰筋・腰方形筋・大腰筋の調整、また奇穴である夾脊の経穴を指圧と波動療法による腰椎部の施術を中心に施術を行って腰全体の負荷を軽減していくことから始めていきます。
症状の状況などにより、施術方法も異なりますので、ご来院された際に診させて頂き施術方法を判断していきますので、お困りの方はご相談ください。