中国足心道中村療術院
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首・肩

首の不調

最近特に多いのがスマートフォンやパソコンのし過ぎで首が痛い、目が疲れる、頭が痛い、また気候変動などから症状を訴える方。

もともと首は前方方向に弓のように軽いカーブを描いていて、過労や或はパソコンやスマートフォンなどのし過ぎにより頭の自重で首に負荷が掛かり、血流を悪くなり首こりなどの原因になります。

その方その方によって原因は様々で身体全体の歪みからだったり、胸椎の歪みから来る場合、また頸椎の歪みが原因で膝関節に不調を訴える方もおり、整体で頸椎を直すだけで良くなる方もおられます(あくまで身体の歪みが原因の場合)。

それが悪化するとストレートネックになり、頭痛、眼精疲労、めまいなどにも発展していきます。

当院でのアプローチ

先ず身体のバランスを細かく検査し、要因となる箇所を見極めて整体治療で全身の建付けを直して、特に腰から頸部に掛けてしっかり弛めていき、更に首・肩・背中を重点的に治療することが大事です。

一般的な肩の不調

肩と言っても沢山ありますが、四十肩や五十肩は別として、一般的な方の不調の場合は骨盤の歪み(腸骨や仙腸関節の歪みなど)から肩に影響が出るケース。

次に股関節が硬かったり、可動域が狭まると肩に影響が出るケース。

それから猫背姿勢で肩甲骨周りが硬くなり、巻肩になっていて鎖骨周辺が硬く、胸が縮まり呼吸が浅い方のケース。

もちろんスポーツなどで肩の使い過ぎのケースもあります。

肩は鎖骨の元(胸骨と繋がっている箇所)から動く仕組みなっていて、肩全体の僧帽筋が凝ったり、鎖骨周辺が硬かったりするとその影響も出ます。

当院でのアプローチ

肩も身体全体のバランスを検査し要因となる箇所を見付け、身体全体の建付けを直してから要因となる部位を調整していきます。

これも人それぞれで生活習慣も全く違いますので要因が大きく異なります。

四十肩・五十肩

加齢に伴って、肩の関節がスムーズに動かなくなる症状を、四十肩・五十肩と言います。

これは一般的な俗称であって、医学的には肩関節周囲炎と呼ばれています。その名の通り、40~50代によく見られる症状で、肩を動かしたときに痛みが生じたり、腕を後ろに回せなかったり、上げられないなどの症状が見られます。

石灰性腱炎という肩の中にある筋肉(腱板)内に、カルシウムが沈着することで、急に炎症が生じ肩周囲の激痛が起きます。激痛により、肩が動かせない状態の人もいます。

突然の激痛が走り、腕を動かすことができないのが特徴ですが、石灰が肩に溜まる原因は未だに解明されておりません。そのため、再発するリスクもあります。

肩こりと似ていますが、肩こりは筋肉の緊張が原因のため、腱板が炎症を起こして関節包に広がる四十肩・五十肩とは明らかに異なります。老化に伴って、筋肉や腱の柔軟性が失われることが原因とされています。

当院でのアプローチ

四十肩と五十肩は急性期・慢性期・回復期に分れます。

〇急性期:肩の周辺の組織に炎症がある状態で強い痛みが出て動かしにくい

 動かさずに安静にすることが大切。

〇慢性期:肩周辺の組織が硬くなり、肩が動かし難くなり可動域が狭くなる。

 肩を柔らかくする軽いストレッチなどで柔軟性を取り戻すようにする。

〇回復期:症状が軽くなっていく時期。

何もせずにしておくと、肩の可動域が狭まったり、日常生活で動作障害になるなどの後遺症も出ることがあるので、慢性期以降、多少の期間は掛かりますが整体などで肩の組織を弛緩したり、可動域を広げる為の施術を受けらることをお薦め致します。

また石灰性腱炎はカルシウムを多く摂取する方は特に要注意で、カルシウムがマグネシウム不足により代謝されず、肩のインナーマッスルが骨につく腱板にカルシウム結晶が溜まり炎症を引き起こします。マグネシウムを市販のにがりなどで上手に摂ることで石灰化を予防・改善出来ることも知られていますので、食生活の見直しも改善の鍵となります。

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